K:電話とファクスとコンピューター ダイヤルアップ モデムとボイス メ
ールを一緒に利用する
同じ電話番号で電話とファクスを一緒に受け、この電話回線でコンピューター
ダイヤルアップ モデ
ムも利用して電話会社からボイスメール
サービスも利用する場合は、次のようにプリンターを設定し
ます。
注記:ファクスと同じ電話番号でボイス
メール サービスを利用している場合、ファクスを
自動受信することはできません。ファクスを手動で受信する必要があります。つまり、受信
ファクスの着信に応答するためにその場にいる必要があります。これ以外にファクスを自
動受信するには、電話会社に問い合わせて着信識別を利用するか、ファクス専用の別回線を
取得してください。
コンピューター
モデムとプリンターは同じ回線を使用しているため、モデムとプリンターを同時に使
用することはできません。コンピューターのモデムを経由して電子メールの送信やインターネット
へのアクセスを実行している場合、ファクス機能は使用できません。
コンピューターの電話ポートの数によって、コンピューターを使用してのプリンターのセットアップ
方法が
2 つあります。操作を開始する前に、コンピューターに備えられている電話ポートが 1 つか 2
つかを確認します。
●
コンピューターに
1 つの電話ポートしかない場合、図に示すようにパラレル スプリッター (カプ
ラとも呼びます
) を購入する必要があります(パラレル スプリッターは前面に RJ-11 ポートが 1
つ、背面に
RJ-11 ポートが 2 つあります。前面に 2 つの RJ-11 ポート、背面にプラグがある 2
線式の電話スプリッター、シリアル
スプリッター、またはパラレル スプリッターは使用しない
でください
)。
図
B-15 パラレル スプリッターの例
●
コンピューターの電話ポートが
2 つある場合は、次のようにプリンターをセットアップしてくだ
さい。
図
B-16 プリンターの背面図
1
壁側のモジュラージャック
2
プリンター付属の電話コードを使用して
1-LINE ポートに接続します。
国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電話コードを接続する必要があ
る場合もあります。
3
モデム搭載コンピューター
4
電話
208 付録 B 追加のファクス セットアップ
JAWW
電話ポートが
2 つあるコンピューターと同じ電話回線上にプリンターをセットアップするには
1.
プリンターの背面の
2-EXT と書かれているポートから白いプラグを抜き取ります。
2.
コンピューター
(コンピューター モデム) の背面から壁側のモジュラージャックに差し込まれて
いる電話コードを見つけます。この電話コードを壁側モジュラージャックから抜き、プリンター
背面の
2-EXT というラベルの付いたポートに差し込みます。
3.
電話をコンピューター
ダイヤルアップ モデムの背面の
"OUT" ポートにつなぎます。
4.
プリンターに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリ
ンターの背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
注記:国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電話コードを接続する必要がある
場合もあります。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを接続しないと、ファクスの送
受信が正常に行われないことがあります。この専用電話コードは、自宅やオフィスで使
用している電話コードとは異なります。
5.
モデムのソフトウェアで、ファクスをコンピューターに自動受信するよう設定している場合は、
その設定を解除してください。
注記:モデムのソフトウェアで自動ファクス受信の設定を解除しないと、プリンターで
ファクスを受信できなくなります。
6.
[自動応答] 設定をオフにします。
7.
ファクス
テストを実行します。
ファクス着信に直接応答してください。そうしないとプリンターでファクスを受信できなくなりま
す。
プリンターとオプション機器のセットアップで問題が生じた場合は、お近くのサービス
プロバイダ、
またはメーカーにお問い合わせください。
JAWW
ファクス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム) 209