D:同じ回線でファクスと着信識別サービスを一緒に利用
1 本の電話回線に複数の電話番号があり、その電話番号ごとに呼び出し音のパターンを変える、電話
会社の着信識別サービスを利用している場合、次のようにプリンターを設定します。
JAWW
ファクス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム) 193
図
B-3 プリンターの背面図
1
壁側のモジュラージャック
2
プリンター付属の電話コードを使用して
1-LINE ポートに接続します。
国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電話コードを接続する必要がある
場合もあります。
着信識別サービスの環境でプリンターをセットアップするには
1.
プリンターに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリ
ンターの背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
注記:国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電話コードを接続する必要がある
場合もあります。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを接続しないと、ファクスの送
受信が正常に行われないことがあります。この専用電話コードは、自宅やオフィスで使
用している電話コードとは異なります。
2.
[自動応答] の設定をオンにします。
3.
[応答呼出し音のパターン] 設定を変更して、電話会社がお使いのファクス番号に指定した呼び出
し音のパターンに合わせます。
注記:デフォルトでは、プリンターは呼び出し音のすべてのパターンに応答します。お
使いのファクス番号に割り当てられている呼び出しパターンに一致するように
[応答呼
出し音のパターン
] を設定しないと、プリンターは、電話と着信ファクスの両方に応答
するか、そのどちらにも応答しない場合があります。
ヒント:プリンターのコントロール
パネルにある呼出し音のパターン検出機能を使用し
て、着信識別を設定することもできます。
この機能により、プリンターは着信に基づい
てこの着信の呼び出し音のパターンを認識および記録し、電話会社によってファクス受
信に割り当てられた着信識別音のパターンを自動的に特定します。
詳細は、
80 ページの着信識別応答呼び出し音のパターンの変更 を参照してください。
4.
(オプション)[応答呼出し回数] 設定を最小設定 (呼び出し 2 回) に変更します。
5.
ファクス
テストを実行します。
プリンターは、指定した呼び出し回数
([応答呼出し音のパターン] 設定) の後、指定した呼び出しパタ
ーン
([応答呼出し回数] 設定) が割り当てられた着信に自動的に応答します。プリンターは、送信側の
ファクス機へのファクス受信トーンの発信を開始して、ファクスを受信します。
プリンターとオプション機器のセットアップで問題が生じた場合は、お近くのサービス
プロバイダ、
またはメーカーにお問い合わせください。
194 付録 B 追加のファクス セットアップ
JAWW
ケース